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定例学習会

 
知的な宗教的要求に応える定例学習会。
現代社会における仏教・宗教の問題に真剣に取り組みます。
[1]仏教講座:第1土曜14:00~16:30(但し、12月のみ第2土曜。9月・1月・3月は休み)
[2]真宗講座:第2月曜13:00~15:30(但し、6月のみ第3月曜。9月・1月・3月は休み)
[3]親鸞文学研究:第4水曜13:00~15:30(9月・12月・3月は休み)
[4]仏教と女性:第3火曜13:00~15:30
(2020/3/22更新)

[1] 仏教講座 2020年4月~2021年3月の予定

講師:岡本一平(慶應義塾大学非常勤講師)
(2020/3/22更新) 
 
 2020年度の仏教講座は、昨年度に続き、副題を「東アジア仏教思想史論」と題して主に東アジアにおける大乗思想について語ります。このような仏教の語り方は、私は「新しい物語」を創ることだと考えていますが、なぜ「新しい物語」なのか、すこしご説明いたします。
 近年「東アジア」という単位で仏教思想を理解する取り組みが始まっています。この試みは、従来の「一国史観」(歴史、宗教、文化などを一国単位で理解すること)とは異なる視点として注目されています。「国民国家(nation state)」の制度の下で生きる人々にとって、「一国史観」は親和性の高い歴史観ですが、仏教は「国民国家」制度の下で形成されたものではありませんので、仏教に「国民性(nationality)」を求めることには無理があるからです。無論、仏教は「東アジア」だけで形成されたわけでもありませんから、この単位だけで仏教を理解することはできません。しかし、「東アジア」は漢字文化圏の別称でもあり、仏教を言語圏単位で理解する上で有効な範囲でもあります。
 「一国史観」の仏教思想史は「国民」の物語です。「東アジア仏教思想史」は誰の物語でしょうか? もう生まれているかもしれませんし、まだ生まれていないのかもしれません。この「新しい物語」の担い手の問題も含めてお話したいと思います。
 どなたでもご参加いただけます。関心のある方は光西寺にご連絡下さい。1時間半ほどの講義と1時間ほどの質疑の時間を予定しています。また仏教に関する疑問であれば、講義内容と関係なくともお答え致します。

開催日時

2020年
  ・4月4日(土)14:00~16:30
  ・5月2日(土)14:00~16:30
  ・6月6日(土)14:00~16:30
  ・7月4日(土)14:00~16:30
  ・8月1日(土)14:00~16:30
  ・9月は休み
  ・10月3日(土)14:00~16:30
  ・11月7日(土)14:00~16:30
  ・12月12日(土)14:00~16:30
2021年
  ・1月は休み
  ・2月6日(土)14:00~16:30
  ・3月は休み

[2]真宗講座 2020年4月~2021年3月の予定

講師:渡辺頼陽(光西寺副住職)
(2020/3/22更新) 
 
 2020年度の真宗講座についてお知らせします。前年度に引き続き、本年度も当講座では親鸞聖人の書かれた『御消息』を読んで行くこととします。
 この『御消息』についてごく簡単にご紹介しますと、これは聖人が関東から京都に帰り亡くなるまでに関東の門弟に与えられた四十三通からなる書簡集で、浄土真宗の教えについてはもちろんのこと、当時の浄土真宗信仰を取り巻く歴史的状況などについても伝えてくれるものです。門弟からの質問への回答であったり、戒めや呼びかけであったりするため、比較的短く分かり易い言葉で聖人の信心について伝えてくれている点が特徴であると言えます。よって初学のかたにもお勧めです。
 なお、先述の通り、昨年度からこの『御消息』を講読しておりますので、本年度から参加される方は途中から一緒に読んで行くこととなります。ここで強調しておきたいのは、途中参加では分からないのではないか、または得るものが少ないのではないかとのご心配が無用であることです。なぜなら、この『御消息』は途中から読み始めることを比較的に許容するテキストであるためです。各書簡は独立した形式からなっておりますし、それぞれが重要な信仰上のテーマを含んでいます。ですから浄土真宗の教えや歴史に関心をお持ちの方は、途中からであることを気にせず、気楽にご参加ください。
 さて本講座の日程ですが、昨年度と同じく各月の第2月曜日(13:00~15:30)に行うこととします。また、講座の進行スタイルについてですが、これも昨年度同様、輪読した後に質疑応答を行うというスタイルを採ります。
 最後に本講座の参加資格についてです。本講座の参加資格は特に何もありません。男女年齢問わず、どなたにもご参加頂けます。ただし、テキストを読むことが必須ですので、まだお持ちでない方には『浄土真宗聖典』をご購入して頂かなくてはなりません。これが唯一の参加条件であります。

開催日時

2020年
  ・4月13日(月)13:00~15:30
  ・5月11日(月)13:00~15:30
  ・6月15日(月)13:00~15:30
  ・7月13日(月)13:00~15:30
  ・8月10日(月)13:00~15:30
  ・9月は休み
  ・10月12日(月)13:00~15:30
  ・11月9日(月)13:00~15:30
  ・12月14日(月)13:00~15:30
2021年
  ・1月は休み
  ・2月8日(月)13:00~15:30
  ・3月は休み

[3]親鸞文学研究 2020年4月~2021年3月の予定

講師:渡辺(寿台)順誠(光西寺住職)
(2020/3/22更新) 
 
  親鸞文学研究 ――覚如から五木寛之まで――
 この研究会は『親鸞文学全集〈大正編〉』(全13巻・同朋舎新社・2017年~)が刊行され始めたことにヒントを得て始めたものです。が、大正期「親鸞ブーム」の中で出された倉田百三『出家とその弟子』等の諸作品だけでなく、昭和から平成(近くは五木寛之)に至る関連諸作品も研究対象に含めます。また、近現代の親鸞文学の基となっている覚如(『御伝鈔』1295年)以来の親鸞伝の世界にも立ち返って確認します。要するに、本研究会では前近代の親鸞伝と近現代の関連作品を全て「親鸞文学」と呼んで研究対象にするということです。
 研究会の進め方としては、前近代の親鸞伝については一般の人が手軽に入手できないものが多いので、住職(順誠)が順次重要なものを取り上げて解説することにし、参加者にはそれを踏まえて近現代の文学作品について報告してもらうという形式をとります。ですから、参加者には、各自の読まれた作品について報告することを促します(但し、強制はしませんので、ただ聞くだけの方もお気軽にお越し下さい)。
 今年度も昨年度に引き続き、親鸞伝の中でも非常に詳しく親鸞の年譜を記す真宗高田派の学僧・五天良空の『親鸞聖人正統伝』(1715年)と、それを批判する本願寺派の学僧・玄智景耀の『非正統伝』(1784年)を合わせて検討しながら、参加者の皆さんには適宜関連する作品や問題について報告していただく予定です。参加資格を挙げるとすれば、親鸞の生涯に関心があるということです。それさえあれば、どなたでも参加できます。
 なお、本研究会でも『浄土真宗聖典――註釈版 第二版――』(本願寺出版社、2004年)は使用しますので、お持ちでない方は購入するようにして下さい(お寺でも扱っております)。

開催日時

2020年
  ・4月22日(水)13:00~15:30
  ・5月27日(水)13:00~15:30
  ・6月24日(水)13:00~15:30
  ・7月22日(水)13:00~15:30
  ・8月26日(水)13:00~15:30
  ・9月は休み
  ・10月28日(水)13:00~15:30
  ・11月25日(水)13:00~15:30
  ・12月は休み
2021年
  ・1月27日(水)13:00~15:30
  ・2月24日(水)13:00~15:30
  ・3月は休み
 

[4]仏教と女性 2020年4月~2021年3月の予定

講師:渡辺典子(釋秀慧・光西寺副住職)
(2020/3/22更新) 
 
仏教と女性
 本講座は2019年度の途中から始めたものですが、ここでは「日本における仏教と女性の歴史」を学んでいます。昨年度はおおよそ以下のようなことを学びました。
 
 古代における女性の地位の高さを示すものとして、日本で最初の僧侶は名高い善信尼ら3人の女性だったことが挙げられます。また、同じく女性の地位が高かったことを示す一般的な例としては、卑弥呼の名を挙げることもできます。
 しかし、平安時代後期から女性の地位は下がり始めます。このことは「ケガレ」の思想の影響ではないかとも言われています。では「ケガレ」とは何を指すのかを考える上で参考になるものとして、延喜式の「ケガレ」に関するルールが挙げられます。
 一方、仏教の側からも女性の地位を貶めるような動きがありました。例えば最澄は「女人結界」を作って、女性を仏教界から締め出しました。その歴史的背景としては、顕密仏教諸宗の間、天台宗(最澄)と真言宗(空海)の間の激しい覇権争いなどもあったと言われています。ただ、この最澄の「女人結界」に対しては、道元が厳しい批判を展開しました。
(以上のことは、特に平雅行『親鸞とその時代』法蔵館2001年、総合女性史研究会編『日本女性の歴史 文化と思想』角川書店1993年、大山喬平『日本中世農村史の研究』岩波書店1978年等によって学びました。)
 
 2020年度は、法然・親鸞や日蓮などの、女性信者の質問に対する書簡等を手がかりにして、各宗祖の女性に対する眼差しを見てみることにします

開催日時

2020年
 
・4月21日(火)13:00~15:30
  ・5月19日(火)13:00~15:30
  ・6月16日(火)13:00~15:30
  ・7月21日(火)13:00~15:30
  ・8月18日(火)13:00~15:30
  ・9月15日(火)13:00~15:30
  ・10月20日(火)13:00~15:30
  ・11月17日(火)13:00~15:30
  ・12月15日(火)13:00~15:30
2021年
  ・1月19日(火)13:00~15:30
  ・2月16日(火)13:00~15:30
  ・3月16日(火)13:00~15:30
宗教法人光西寺
住職 渡辺順誠(寿台順誠)
〒190-0021
東京都立川市羽衣町3-20-16
TEL.042-522-3413
FAX.042-524-7788
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